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  古代マヤの謎 第6話 

7つの謎と奇跡 1981年主婦の友社発行 より転載

ノンフィクション・ミステリーを愛好する人々のなかで、アトランティス大陸の名を知らぬ人があればモグリである。

「幻の大文明アトランティス」

それほどに人口に膾炙(かいしゃ)したこの有名な幻の大陸に関して、世界中で実に2万点の研究書が出ていることは案外知られていない。しかもこの大陸の片鱗すら発見されていないのだ。だが近年になってバミューダ海域の不思議な現象が問題化するにつれて、この一帯を世界の目が注視するようになった。

▲大陸の南岸に造られた首都アクロポリスは直径約900mの円形構造をしていた。円心円をなす陸と水路で囲まれた中央島には、金、銀、オリハルコンで装飾された美しいポセイドンの神殿があった。

一万数千年前に大西洋に存在して、輝かしい大帝国を建設しながら、一夜にして海中に没したという伝説の大陸アトランティスとはいかなる国であったのか? 事の起こりはギリシアの哲学者プラトンにある。彼は紀元前4世紀、大哲学者ソクラテスの弟子として名をなしたが、有名な説話集『クリティアス』と『ティマイオス』のなかでアトランティスの問題にふれた。それによるとアテネの大政治家ソロンがエジプトの都市サイスに滞在中、一群の神官が「不思議ではあるが、確かに真実の物語」だといって、ソロンに大昔の帝国について話して聞かせたという。エジプトの古記録によると9千年前(ソロンはプラトンよりも古い時代の人だから、これは紀元前9600年に相当する)、アテネは大帝国だったが、同時にジブラルタル海峡の西方にアトランティスという強大な帝国があった。東方の諸国を征服していたが、ある日、大地震と大洪水により、一夜にして海中へ沈んだというのだ。

アトランティスにはポセイドンとクレイトーという神と人間の娘との恋物語がつきまとっているが、神話は省略するとして、古記録によればこの大陸の南岸に建設された首都アトランティス市は、直径約18キロの円形都市で、中心部の同心円地帯は径5キロの要塞であり、その周囲を円形の運河が取り巻き、更に円形の陸地、また運河というように、見事な都市計画によって建設された大都市である。特に要塞の中心部に建てられたポセイドンの神殿は壮麗きわまりないもので、各種の金属 ― 金、銀 ― 等や、謎の金属オリハルコンなどで飾ってあり、整然と配置された石造のビル群は現代の大都市に匹敵するほどの美観を呈していた。その他詳細をあげればきりがないが、とにかく巨大な軍隊と法律を持つ、十人の王から成る一種の連合国家であった。

なによりも顕著なのは、アトランティス人の高貴な思想である。ムー大陸人と同様に、住民は宇宙の法則のもとに生き、神の心を持ち続け、徳義を重んじて、物欲を起こすことを軽蔑し、万物一体の思想を主体として、より調和ある生活をした。

だがこの栄光ある民族も堕落した。人々の心は”神の心”から"人間の心”に変化し、物欲という悪魔が忍び込むにつれて混乱が生じたのである。「神の神ゼウスはこの名誉ある民族の堕落を見て、これをもとの謙虚な状態に立ち返らせるために、神々を集めて罰することにきめた」

ここでプラトンの対話篇『クリティアス』は切れている。

以来、アトランティスの幻影を追い求めて世界中の学者、文人、好事家、奇人が活躍し、ぼう大な文献が現れては消えてゆく。その探求の歴史だけで一大ドラマが展開するのだが、ここには到底書ききれない。いずれ稿をあらためて詳細を伝えることにしよう。

-->>『アトランティス大陸の謎』

なぜ古代にピラミッドが建設されたか

話をもとにもどすことにしよう。テオティワカンは、アトランティスの流れをくむ文明なのか?断言はできないが、ある程度は考えられる。しかしこれもおそらくアトランティスの文明を伝えた生き残りの人々の直系ではなく、はるか後代の別な種族が、かすかな追憶と伝承とのなかにあの雄大なピラミッドや神殿群を建設したのではないだろうか。しかも、ムー大陸の影響も混ざり合った一種の複合文化だったと思われるのだ。そのように解釈すれば、テオティワカンばかりかメソアメリカ一帯の遺跡について、多少とも納得のゆく線が出てくるのではあるまいか。

ここでひとつの疑問が起こる。四角錐の雄大なピラミッド建築が、なぜエジプト、メソアメリカで発達して、北米、南米、東洋諸国やヨーロッパにほとんど見られないのかということだ。 

これについて、『アトランティスと啓示の都市の概観』の著者、ジョン・ミチェルによると、テオティワカンの「太陽のピラミッド」は、エジプトのケオプスの大ピラミッドと同様に、進歩した科学知識と魔術的な力を持つ、遠い大昔の強大な文明によって、雄大な規模で驚異的正確度をもって設けられた、地理学的システムにおける定点のひとつではないかという。

つまり地球という惑星の表面全体に天文学と地理学にもとづいて、ある一定の線を引き、その交点ないしはターミナルに指標としてピラミッドを設定したというのである。ビラミミッドばかりではなく、円形の柱群、巨石を積んだプラットフォームなどは線によってつながれており、地平線から地平線へつながるコースは、石、土塁などでマークされて地球の全表面に伸びた”一大科学装置”が太古に完成されたのであるという。

▲ピリ・レイスの不思議な地図。これには南北アメリカ、西アフリカ、南極大陸などがつながったように描かれている。

だれがこれを指導したか? おそらくこの地球に住む人間ではあるまい。有名なピリ・レイスの地図は高空から望見したとしか思えないほど正確に描かれている。古代にだれがこの地図を作ったのか? これも地球人ではないだろう。また明らかなのは、古代のピラミッド指標を各地に設置するのに、デカルト座標を用いないで、球面3角法を応用したのだ。おそらく何かの装置があって、北極を指すコンパスの針よりも、むしろ地上の磁力線をたどったのだろう。

こうした事実を研究調査したのは、3名のソ達人科学者、ニコライ・フェオドロピッチ・ゴンチャロフ、ビヤケスラフ・モロツ、パルリー・モカロフである。彼らは地球の周囲を走る、かすかな磁力線を発見した。このため、地球が20面体上に重なった12面体から成ることがわかった。ちょぅど地球がかつて巨大なクリスタルで、そのエネルギー的性質により調整されたかのような状態にみえるのだ。

このソ連人科学者たちが世界地図の上に古代文明の位置をたどってみると20面体をなす力線を引くことができたのである!また地球上の最高と最低の気圧を示す場所を調べてみると、そのすべては12面体の20個所の結び目で発生することを知った。ハリケーンや海流の大渦巻が起こる場所である。

別なソ達人科学者ビタリー・カバチェンコは、大気圏外から撮影された地球の写真を調査しているうちに、地球の上層部の地殻の深部にグリッド構造が存在することを発見した。彼によると、このグリッドはときどき透き通って輝くように見えるという。海の部分では黒いスジのように、空中ではかすかな雲のシマの網目のように見えると言っている。

同じソ連の別な科学者ウラジミール・ネイマン博士(地質学・鉱物学)は次のように述べている。

「宇宙空間にはある宇宙的なグリッド(格子組み)が満ちていて、これが惑星や恒星の位置をコントロールするばかりではなく、銀河系や銀河系間の空間の位置までコントロールしている」

フロイトの弟子であった心理学者ウイルヘルム・ライヒは、空間に基本的エーテル波、すなわち”生命力”というものが存在すると考え、これが渦巻状で進行し、それにより2種類の渦巻波が重なるところで物質が形成されると説いたが、同様にネイマン博士もそのような波動の結び目であらゆる物質ができるのだと述べている。

フランスのUFO研究家エーメ・ミシェルは、地球上に設置された格子縞直線を考えて、UF0 の目撃地点の多くは類似の直線状磁力線に沿って展開するという。これが彼の直線理論である。これと同様な直線のエネルギー線を、フラー・ドームを開発した米人科学者バックミンスター・フラーが大サークルとしてとらえた。これは彼の唱えるベクトル平衡三角形の最小公倍数を決定し、1球体に48個あるという。もしフラーの8面体のエッジのひとつが赤道に沿って存在するとすれば、彼のいう大サークルの3つの交点は、一度の4分の1以内の誤差でテオティワカンの緯度をきめることになるという。

こうみると惑星は一個の呼吸する生きものとみてよいだろう。地球を最もコンパクトな点にまで圧縮すると、12ないし20面体の形となるし、平均的にふくらませると、フラーのいうベクトル平衡八面体になり、いっぱいにふくらませれば、エッジを切られた四面体となる。

第7話へ続く

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