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 MOON GATE by William L. Brian
 

第7章(1) 信じられないほどの発見事 UFO Contactee No.86 より

アポロ計画を実施中に月が地球に似た大気を持つことを示す多くの徴候があったが、テレビの解説者やリポーターたちはこの徴候を無視し、月には空気はないという古くさい考え方に固執しているように思われた。そこで真空説をやり込めるような証拠を出して、前章で述べた古くさい考え方を証拠に照らして調べてみよう。

ホコリがあれば大気もある

ホコリは真空中には存在し得ないという。しかし読者は宇宙飛行士が月の地表でホコリの中を歩くのを(テレビで)見た記憶があるだろう。宇宙飛行士のニ−ル・アームストロングが初めて月に降り立つ直前に、彼は地表をほとんどパウダーのように見えるこまかい砂だと述べた。1度地表に着くや、アームストロングは地表がこまかい粉末みたいだと言って、最初の観察を確証した。そして自分のつま先で粉をすくい上げたところ、それが粉末状の炭みたいにカカトやブーツの側面にきれいを層をなしてくっついた様子も述べた。またほんのわずか前進して、粉末状の地表に自分の足跡を見ることができたとも言っている。

そこでオーソドックスを科学者はこのホコリが存在することを認めてはいるけれども、月に実質的な空気があることは否定し続けている。しかし大気は存在しなければならない。をぜならホコリは真空中に存在できないからだ。月の大気は密度を決定されるのを待っているのだ。

▲アポロ16号の月面車。車輪の後ろから砂ホコリが舞い広がっている。cNASA
▲アポロ16号の月面車。車輪の後ろから砂ホコリが舞い広がっている。©NASA

月面で舞い上がるホコリ

アポロ11号は月面の低地である静かの海に着陸した。もし大気が存在するとすればその密度は低地の方が他のどこよりも大になる。

アポロ12号も低地の嵐の海に着陸したので、この間大気の存在を示す徴候が期待された。実際、着陸後まもをくコンラッドはニール・アームストロングがいた所よりももっとホコリッぽい場所にいると思ったと述べている。

アポロ17号もホコリっぽい条件に遭遇した。読者はアポロ17号の月面車の後輪からオンドリの羽のようなホコリが舞い上がっている写真を覚えておられるだろう。このホコリは月面車のうしろで広がっているばかりでなく、あたりを舞い、飛行士たちの体に雨のように降りそそいだのである。

アポロ11号の太陽風計測装置をすえつけた写真が本書(原書)の写真5に出ている。これは長さ1・2メートル、幅30センチの非常に薄いアルミニウム箔のシートで、支柱からまっすぐに垂らしたものである。これは太陽風の分子を受けとめて、分析用に地球へ送り返すように作られている。これと同じ実験がアポロ12号でも行われた。この実験について以下に述べるアポロ12号の事故はルイスの書いた記事から要約したものである。

奇怪なアルミシートのふくらみ

その日早く飛行士たちが2度目の船外活動に出る前に、ビーンが着陸船の窓から奇妙を光景に気づいて首をひねった。宇宙飛行士2人が最初の船外活動を終えて着陸船に入ったときは、太陽風をとらえるアルミ箔シートはまっすぐに垂れていた。ところがそのシートが柱のまわりで風を受けた帆のように見えるのだ。前方へふくらんで、両側がうしろへ曲がっている。ビーンは管制センターの連絡員にこのことを伝えた。すると連絡員は、本当の太陽風じゃないかと答える。からかってはいけないよとビーンが言う。今度は連絡員がニ者択一の解釈を出した。

つまり、表側が裏側よりも熱で膨張したのではないかというのが1つ。裏側は熱を発散するので、熱の相違により表側が熱いのではないかともいう。連絡員が言うには、この考え方に同調している人が管制センターにも大勢いるという。そこでビーンは、まるで風が吹いているかのようにシートが柱のまわりをおおっているように見えると、しつこく答えた。

2人の宇宙飛行士が2度目の船外活動で着陸船を離れてから、連絡員がビーンに、太陽風シートが柱のまわりでふくらんでいるところを写真に撮るようにコンラッドへ伝えろと言う。

そこでコンラッドが写真を撮影する準備をしていると、別な驚くべき事が発生した。アルミ箔はもう柱のまわりでふくらんではいないのだ。コンラッドはビーンにむかって、ふくらんでいるように見えたのは着陸船の内部から見た光学的な錯覚だったにちがいないと伝えた。そこでビーンはこの観察についてヒューストンへ報告したのである。

太陽風が原因ではない

この出来事の分析はいまや明快である。大気が存在しないとすれば、月面では太陽風は実在するので測定可能と考えられていた。この真空状態こそ科学者がこの実験を最初に考えた理由となるものだ。

太陽風の基本的な構成分子は、秒速1千キロまでの速度で進行する水素とヘリリウムであると考えられている。しかし太陽風はきわめて小規模なので、その密度は太陽活動が静かなときに1立方センチ中に1個ないし30個の水素原子を含んでおり、この数が変動するにすぎない。

いま太陽風が1立方センチ中に4個の原子を含んでいるとすれば、1平方センチあたり10ダインの衝撃圧力を生じることになる(訳注=ダインは力の単位。質量1グラムの物体に作用して1秒につき1センチの加速度を生じさせる力の量)。

いま活動している太陽に十倍の圧力があるとしても、その衝撃圧力は1平方インチあたりコンマ以下000000000000034ポンドとなる。この圧力は特別に作られた観測装置がなければ測定はできない。地球の海抜ゼロの位置における通常の気圧は、1平方インチあたり14・7ポンドである。ほとんど感じないほどの時速1マイル(1・6キロ)の地球の微風は、1平方インチあたりコンマ以下000018ポンドの圧力を及ぼす。そして窓の日よけをほとんど動かすことはない。しかしこれは太陽風の5百30億倍の強さなのだ!

これでわかるのは、月面の太陽風はアルミ箔シートを曲げさせた原因ではないということだ。地上の管制センターが本当の太陽風のアイデアを示唆した後、ビーンは管制センターが冗談を言っているものと思い、そのような言葉を返した。

ビーンは明らかに太陽風が原因ではないことを知っていたのである。管制センターも明らかにこのことを知っていたのだが、この事実が洩れるのを防ごうとしたのかもしれない。そのあと太陽風シートが不思議にもまっすぐになったとき、管制センターはまとはずれな解釈をして反対したのである。

本物の風が吹いた!

管制センターはシートの表側が裏側よりも広がったのだろうと言った。もちろんこれは太陽光を受けた物体に起こることだが、他の証拠によってこの解釈はくずれるのである。

まず第1に、シートは何の影響も受けることなしに長時間太陽光をあびてセットされていたのだ。飛行士たちはこの装置で作業をしていたから、最初の船外活動で曲がったシートに気づいたはずである。ひとたび曲がったならば、取りおろすまでは曲がったままでいるだろう。この月旅行の頃、太陽は月の空をほとんど動かない。したがって最初にシートを曲げた原因は、ほとんど同じ状態であるはずだ。

管制センターの連絡員が熱による膨張説をとなえた後、他の職員からも賛成意見を得たと述べた。明らかに彼らはこのように言えば大衆や他の科学者が受け入れてくれる解釈になると考えたのだろう。

ビーンはシートが風をはらんで柱のまわりにふくらんでいるように見えたと答えている。ビーンのこの発言の意味は、はっきりしている。彼は柱のまわりでシ−トをふくらませたのは、大気による本物の風であって、太陽風ではないことを確信していたらしい。太陽風説がすでに管制センターや彼自身によって否定されたあとで、彼が風を受けているみたいだとしつこく言ったのは、うっかり真相を洩らした言葉なのだ。ビーンは管制センターによる解釈を無視したらしい。そして大気が存在する証拠を目のあたりに見て呆然となったのだろう。

▲アポロ15号の国旗掲揚シーン。cNASA
▲アポロ15号の国旗掲揚シーン。©NASA

月面で風ではためいた国旗

熱による膨張説にたいする決定的な打撃は、コンラッドが曲がったシートを撮影に行ったときに起こった。シートは短時間で不思議にもまっすぐになったのだ。

前にも説明したように、これは真空状態のもとでは起こらない。光学的な錯覚だという発言ほ、のっけから持ち出してはならない物事に関する会話をやめさせようとしたのだろう。ひとたびネコが袋から出たからには、管制センターも宇宙飛行士たちもできるだけ機密漏洩を防ぐ必要があったのだろう。ビーンは訓練を受けた宇宙飛行士であるから、光学的な錯覚にだまされることはまずあるまい。

月の大気が太陽風観測シートを動かすことができたとすれば、かなり濃密でなければならぬ。アポロ計画のある着陸時に、宇宙飛行士が蹴り上げた砂ボコリが空間にただよう傾向がみられた。これは濃密な大気の存在を示すものである。加うるに、初期のアポロ計画のある着陸時には、アメリカの国旗がはためくのが見えた。最初のアポロ飛行のときには、旗をきちんとつるすために旗の上部に水平の支持棒がつけてあった。このために時折、旗が軽い風ではためいたのである。

筆者(ウィリアム・ブライアン)はアポロ14号の国旗掲揚式を示す映画を入手している。このフィルムを仔細に分析してみると、飛行士たちが旗に手を触れず、接近もしないのに、旗がはためいたり揺れたりしているのがわかる。

掲揚式の終わりに、1人の飛行士が旗から離れるにつれて旗は前後に揺れ始めた。そこでこれ以上大気の風の存在を示すような場面は隠してしまえとばかりに、2人の飛行士はムービーカメラで旗の場面を写すのをやめてしまった。旗の近くにいた宇宙飛行士がカメラの方へ走り始めてカメラの方へ行くとともに、他の飛行士がレンズの前で片腕を上げたのである。だがこの動作は遅すぎて、証拠を隠すことはできなかった。

筆者は、月の大気の存在を疑う人たちにたいして、自分の目でこのフィルムを見よと言いたい。そして月の濃密を大気の存在説以外に別な筋のとおった説があるならば、それでもって説明せよと言いたい。このゆるぎない証拠物件が大衆の手に入るというのは驚くべきことである。

最後まで抵抗する懐疑論者ですら、このフィルムを見たなら納得するだろう。このアポロ14号のフィルムは、1980年にカリフォルニア州ハリウッドにあるムービー・ニューズリール社から取り寄せたものである。

糊づけした旗を掲げる

アポロ16号では、すでに公開された揺れる旗について大衆の考え方をそらさせようという見えすいた試みがをされた。

今度はいつもゆがんだ形を保つように、固く糊づけした旗が用いられたのである。

これは空気のない世界で旗がはためいているように見せようとして処置がなされたのであって、あるテレビ放送でその特殊な点が強調されていた。しかし疑いもなくこの真の目的は、以前に旗が揺れたものだから、微風にも動かないようにしたのである。

光が拡散する月の大気

光の拡散を示す写真による証拠は、濃密な月の大気が存在することを示す最上の証拠物件の1つである。アポロ14号が撮った月の地表、月着陸船、人力運搬車のタイヤの跡などは、本書(原書)の写真6に出ている。これには全地面を横切る光のスジや地平線などが見えている。

太陽から来る光の拡散はきわめて強いので、空のほとんどは照らされている。

第6章で、真空中では太陽光は極端に明るいけれども、そのまわりの空は完全を暗黒だという説明を読者は思い出されるだろう。

これらの写真に見える空は非常に明るくて、月の大気を通じて光の拡散すらあることを意味している。明らかに写真による証拠は、月の真空説を裏づけないのだ。それは濃密な大気の存在する証拠を与えているのである。

NASAは月面写真を修正していた!

NASAの隠蔽を暴露する別な写真が『ライフ』誌1969年12月12日号の表紙に出ている。アポロ12号の飛行士ビーンが月面に装置をセットしている写真だ。

▲アポロ12号の飛行士が科学実験装置をセットしている場面。cNASA
▲アポロ12号の飛行士が科学実験装置をセットしている場面。©NASA

月面にいる他の宇宙飛行士の写真類はこのハロ現象を示していないので、ここには唯一の納得のゆく結論が出ていると思われる。

すなわち大気存在の視覚的証拠をNASAは抹殺しようとして、少数の写真を除くすべての写真の空を黒く塗りつぶしたか修正を施したのである。ビーンのまわりに見えるハロ現象は、バックの空を黒く修正するのに失敗した拙劣を技術の結果なのだ。この月の光現象は写真中で非常にはっきり見えているので、他の写真でも現れるはずだったが、そうではない。他の文筆家のなかには、これは宇宙飛行士のオーラか、または月の真空中で目に見えるようになる電波エネルギーの放射ではないかと推測したのもいる。それが矛盾なしに現れるものならば、この考え方にはメリットがあるかもしれないが、他の写真類を考えてみれば、まじめに取り上げるわけにはゆかない。

なぜかといえば、意味深長をことだが、NASAはそれが発生した理由の納得のゆく説明を大衆に全然与えていないからだ。NASAはそれを飛行士の宇宙服から出た見かけ上の反射のせいだと言ったにすぎない。

しかしこれでは意味をなさない。をぜなら"見かけ上の反射"ならば飛行士のまわりの空間の物体からもそれが発生するはずであって、そうすればその現象の説明になる。

真空中ではカメラは写真中の各位地から直線状で進行する光子(訳注=電磁放射エネルギーの量子)をとらえるにすぎない。したがって真空ならばビーンは地平線上の空間のまっ黒な空で囲まれていたはずである。彼をとりまく反射光の量は大変なものなので、濃密な大気だけがそれを説明し得るのである。

以下第7章(2)へ続く

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