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新アダムスキー全集

 ├ 写 真
中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
  スペース・ブラザーズは何故来るのか?

第1話 NewsLetter No.60、61 1976より転載

-はじめに-

この記事は1965年4月10日、すなわちジョージ・アダムスキーが死去する13日前、米ミシガン州デトロイトで行った最後の講演のテープ録音を全訳したものである。全力を振りしぼって絶叫するその声はすさまじい迫力と気魄に満ち、宇宙の彼方から高貴なる想念が反響して、全人類を燦然たる祝福と希望の光で包むかの如く、聴く者をして圧倒せしめる世紀の大演説であり、二千年前に街頭で説いたイエス以来の真理の言葉であるといえよう。このテープを入手して提供された会員に深く感謝する次第である。 (編者)


■ 女性司会者の紹介

みなさん、今晩は。

今晩の講演者をご紹介致します前に、初めてジョージ・アダムスキー氏に接しられる方々のために、氏の背景について少しばかりお話ししたいと思います。

アダムスキー氏はカリフォルニア州から来られた著述家、天文学者、哲学者、そして宇宙問題の講演家であります。

1959年に氏はUFO問題で世界講演旅行を行われ、各国の多数の高位の人々から会見を求められました。オランダのユリアナ女王に謁見しましたし、イギリスの大臣たちとも会いました。国連で講演をし、最近はマーガレット・チェイス・スミスのような上員議員やジョン・マコーミック下院議長たちの前で講演を行いました。この方々に映画を見せましたが、これは今夜、ここで上映されることになっています。氏はまたテレビやラジオで数百万の人々に話していますし、生命の科学の指導者でもあります。

三点のUFO書以外に『宇宙哲学』と題する四点目の著書を書いておられます。また現在は、人間と人間を支配する法則を伝えた『生命の科学』というコースも出していらっしやいます。今晩ここにそのアダムスキー氏をお招きしましたので、氏のお話の内容を各自でご判断下さいますよう、そして他の世界から来る飛行体が地球を訪問しているという事実をよくお聴き下さい。

これ以上お話ししますと私が講演をすることになりますので、かわってアダムスキー氏をご紹介いたします。(拍手)


■ 講演が始まる

まず、私はこの冬の数カ月中、実際にはカリフォルニアにいたかったと申し上げたいと思います。しかし良い気候のかわりに雪やブリザードなどの中を旅行して歩きました。ですけれども、これにはよき理由があります。今日全世界をとり巻いているミステリーが発生してから18年になります。これについて私たちは米空軍や政府を非難するわけにはいきません。しかしだれが非難されようともミステリーはミステリーですから、それで私たちは"皮切りをする″と人が言うように、そのミステリーを打ち破ろうと努力しているわけです。

他の惑星から訪問者が来るという事実に関して世界中にミステリーが存在する理由は、曲解のためです。恐るべき曲解が訪問者にかわって発生しています。

今日、さまざまの宗教があり、そうした宗教やすべてのものに神がとり入れられていますが、UFO問題は宗教とは関係ありません。端的に言えば神とも関係はないのです。しかし神はいつもあらゆる面の背後にあります。神を利用する必要はありません。

UFO問題は純粋に科学的なものなのです。まずそのことを話しましょう。

だれかにコンタクトが行われる場合、―現在多くの人がコンタクトを望んでいますが―、そのコンタクトをするためには、少なくともそのコンタクトに奉仕する立場にあることが必要です。皆さん方がお聞きのとおり、今までに多くのコンタクトがあり、本人たちは人々に講演をしました。私も講演をしました。そして今日(コンタクトしていると称する人々によれば、宇宙人は) いつも同じ古い話を伝えています。新しいものは何もありません!「こんにちは。今から千年後にまた会いましょう」と言うだけのことで、宇宙人が人間にコンタクトすると思いますか? ノウ。彼らはこの宇宙が創造しているあらゆる個々の動きに対して、特に我々の太陽系と地球の動きに対して我々の眼を覚まさせるためにコンタクトをするのです。したがってコンタクトは続けられるべきでした。私は毎年4、5回のコンタクトをしています。緊急時にはもっとコンタクトをしました。

この世界では物事が急速に変化しています。今日という日は一年前の状態とは違います。物事は変化するのです。原理は同じままで続きますが、その影響や応用は変化し続けます。地球へやって来る宇宙人がだれかを援助しようとしているのなら、いつも新しい情報を伝えるはずです。したがって人間は、だれが自分に真実を伝えているか、伝えていないかを、自分で判断できる筈です。

宇宙人は善良な人間を助けて悪人を犬に食わせるために来たのではありません。そういう性質の目的で地球へ来るのではないのです。彼らは人間とコンタクトをするために来たのです。その大きな目的は純粋に科学的なもので、地球ばかりでなく太陽系までが変化しつつある実状を伝えることにあるのです。我々の太陽系は恐ろしい変化を起こしつつあり、それは地球自体よりもはるかに大きな変化でもあります。それが我々地球人ばかりではなく、他の惑星の住民たちをも含む大変動になります。

つい先日、だれかが「地球は自転が遅れつつある。太陽系もそうだ」と言っているのを聞きました。科学で達成された成果に注目すれば、これは真実だということがわかります。しかしすべての科学者がこれに同意しているわけではありません。科学者が何かを発言すると私たちは言外の意味を汲み取る必要があります。これは彼らが論文で何かを発表すると、言外の真相を汲み取らねばならないのと同様です。

昨年―ほぼ1年前のことですが―私が、ワシントンにいたとき、ラジオやテレビが市民の時計を夏時間に変えよと放送していました。そのとき地球は24時間ごとに1分間遅れているのだとも言っていました。これは遅れすぎです!1分間はあなた方にとってたいしたことではありません。それ以来、太陽系は更に遅れているということになります。

 この事は二通りに扱えます。まず一通りの扱い方をお話しして、それから次に移ることにしましょう。

聖書には次のようなイエスの言葉があります。「天とは上を意味する」。空は"天"と呼ばれます。天文学著さえも"天"体について語ります。"天"すなわち全空間は天です。宇宙の構造は天です。

機構は眼に見えないものです。人間を支えるものは、人間と人間のあいだに存在するこの眼に見えない力です。そこには狂気もなく、非実在なるものもありません。我々が感じてその内部で行動しているこの不可視の力を除いたとすれば、どれだけ生きられるでしょう。

イエスはまず"天"と言い、次に"そして地″と言って、「それらは過ぎ去るだろうが、私の言葉は永遠に滅びることはない」と述べています。天が存在しないとなれば、その言葉は永遠に"どこ"にあるのでしょう? イエスは次のようにも言っています。「新しい天と新しい地がとって代わるだろう」。したがって予言が実現するかもしれないのは、この面です。私ほ「かもしれない」と言います。

また別な、純粋に科学的な面もあります。つまり、もっと急速に流れる生命の面を私たちに気づかせる面です。なぜなら、私たちはこの世界で、他のあらゆる物から孤立して生きており、この世界以外の他の場所へ肉体を持っては行けないと教えられてきたからです。しかし彼らは(UFOは)現場に現われています。

他の人々が彼らについて何を教えようとも、彼らの姿かたちについて何を教えようとも―。UFOは最重要事だと言われてきたのです。しかし彼ら宇宙人はみなさんと同様に人間なのです。


■ なぜスペース・ブラザーズはくるのか

彼らは地球人の知性に挑戦してきました。みんなが空中を見上げたり、ジェット機がUFOを追跡したり、飛行機が追いかけたり、始めから多数の人々が見たりするとき、地球の目撃者たちは人間の姿を見なかったでしょうし、その顔も見なかったでしょうが、何かの知性体がそれを操縦していることはわかっていました。私たちの知性をはるかに超えたやり方で操縦していたからです。その結果、彼らは我々の知性に挑戦し、そのために私たちは一種の宇宙開発計画を持つことになりました。これは純粋に科学的なものです。この宇宙計画は二面を持っています。まず第一に、それは私たちをして地球の彼方を考えさせます。第二に、それはこの文明を救うものにほかならないと考えられるのです。これは全く科学的なものです。たとえば、人間がヒューマニティーというものに対して、お金のために利用するのではなくて、それに本当に関心を持つならば、それから脱却できるでしょう。

あなた方は歴史をさかのぼれば大小の戦争は世界の経済が破綻したために起こったという事実がわかるでしょう。米国が朝鮮戦争に介入したのは遠い昔ではありません。それは"経済の後退"と言われていました。今日、私たちは、自由に与えられれば30日で私たちを絶滅させるような武器を手にしています。私たちは現在の文明をはるかに超えていたアトランチスよりももっと危険な状態にあるのです。


▲パロマー・ガーデンのアダムスキーグループ。向かって右より2人目からルーシー・マクニギス、GA夫人メリー、アリス・ウェルズ、アダムスキー、マデリン・ロドファー、シャーロット・ブロッブ。1955年頃。
■ コンタクトの目的

私たちは長いあいだ冷戦を続けてきました。そして、あなた方が、神が与えてくれた心でもって推理するならば、もし冷戦がなかったならば今頃は人間の大部分はどこで生きているかが、おわかりでしょう。どうしようもないでしょう。

この疑問に対しては一つだけ解答があります。再び戦争があるということです。今度は全人類が影響を受けるでしょう。 私たちは世界の最優秀な人や最も冷静な人さえも、これらを信用すれば最後には必ず自暴白棄になって、間違ったボタンを押すかもしれません。私たちば最悪の状態にあるのです。自分で自分を救わない限り、だれも自分を救ってくれないのです。これは他人が自分に代わって食物を食べてくれて、しかも自分が満腹しないのと同様です。したがってあなた方を救ってやろうとしたり、それがどんなに美しいかを語ったりする人々を信用してはいけません。特にブラザーズと称する人がやって来て、あなたを救い出してくれると言う言葉を信用しないことです。 こんな話には真実は全く存在しません。

私は1年間に5,6度コンタクトをしてきました。緊急時ともなればもっと彼らは度々私の家に来て話しました。これはあなた方が気づく以上にはるかに重要なことです。そして真相は小さなかたちでも知られるでしょう。だから私は今日演壇にいるのです。来週土曜日に私は74歳になりますので隠退してもよいのですが、もう少し人々を援助して人々の眼を覚まさせ、真実に気づかせることができるとすれば、仕事を続けましょう。

この宇宙開発計画は、かつての戦争に協力させられた―させられなかった人もあるでしょうが―1千5百万の人々がすでにたずさわっています。もし私たちが現在前進している割合で前進し、発生している物事をもう少し認識し、次の2年間で理解力をもってそれを支持するならば、私たちはすべてがわかるでしょう。わが米国民のみならず、世界中の人々が宇宙開発に努力するでしょう。米海軍の艦船団を建造するには多年を要しました。宇宙船団を建造するにはもっと多年を要するでしょう。それが防衛、研究、輸送のいずれであっても、問題ではありません。あらゆる人々がその仕事にやとわれることになるでしょう。この宇宙船団は地球で建造される必要があります。私たちはその技術を持っています。

それはすでに宇宙人によって我々に与えられているのです。彼ら宇宙人は我々が彼らの道をたどれるように、そして貧弱な経済力で地球を破壊しないで、この文明を救えと警告を発するためにのみ来ているのです。私たちは他の太陽系がやるかもしれない事柄を知っています。私たちは我々の太陽系のみとコンタクトしています。まだまだ数百万の太陽系が宇宙に存在しています。もし我々が我々の太陽系から進出できるようになれは、他の太陽系からこちらの太陽系へやって来て、どれかの惑星に到達し、トラブルを起こすでしょう。彼らは必ずしも"天使"ではありません。地球人のすべてが天使でないのと同様です。


■ 宇宙空間へ進出することの意義

一惑星として、この地球は宇宙空間で一体何なのでしょう? 月は一衛星として宇宙空間のどこに存在するのでしょう? もし私たちが月の上に立って地球を振り返るならば、地球から月の動きを見るのと同様に、地球が宇宙空間を動いているのが見えるでしょう。もし我々が今までに聞かされてきたような考え方に基づいて状況を分析しようとすれば、宇宙には地球と同様に悪魔と天使が同居していることになります。ところが多くの人は宇宙人のすべてを"聖人"に仕立て上げようとしたり、宇宙人から宗教を作り出したりしています。そんなことのために宇宙人は来たのではありません。そして現在やっているように私たちが宇宙空間へ進出することによって、二つの面に奉仕できます。前方に展開している未来に向かって文明が前進を続けるならば、現在の文明を救って美しい未来を持つようになるか、または文明を破壊するかです。

宇宙空間に位置を変えることによって人間は学ぶことになり、学んだ人は他人を殺したり他人の生命を欲しがったりしなくなります。これが一つです。そして人間は私たちが"惑星地球"と呼んでいる小さな石ころ、砂の一粒ばかりでなく創造主自身の創造物についても何かを学ぶことになるでしょう。

第二に、人間が宇宙空間に深く進出すればするほど、そして止まることを知らなければ、我々自身の太陽系を探険するだけでも教千年を要するでしょうし、1インチ前進するごとに、そのために、そして何かを調査するために新しい装置や新しい物を必要とするでしょう。こうした装置のすべては私たちや子供たちの手で作れるでしょう。そのために人々は仕事にありつけるでしょう。私がまだ生き続けるとすれば、この地球で宇宙開発のために労働の手不足になるような時代が来ることを私は期待します。これは壮大な宇宙開発計画の美しさとも言えます。

>>第2話へ続く

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