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 月面上空を飛んだUFO

UFO Contactee No.115 より

多年にわたって地球を回る宇宙飛行や、特にアポロ月飛行の実施中に、宇宙飛行士たぢがUFOを目撃したという話がかなり伝わっている。真実と思われるものからフィクションらしいものまで、さまざまであった。そして月面の宇宙人基地や産業活動に関する多くの記述は、月面の研究に打ち込んできたアマチュア・プロ天体観測家たちの侮蔑の的になってきた。

▲公開された月の裏側の写真の中で最も劇的な光景。アポロ8号が撮ったこの壮大な温暖地帯は、生命存在の証拠を提供している。
「天文学者でUFOを見た人はいない」と公言する人さえいて、学問が絶対的な真実を保っているかのごとき態度を示すのだが、どっこい、冥王星を発見してノーベル賞をもらったクライド・トンボー博士が米ニューメキシコ州ラスクルーセスでUFOを見たと図面まで描いて堂々と発表しているのだ。

もちろん、こうした未確認飛行物体のすべてが地球外の惑星から来ると速断すべき直接の証拠がいちいち出るわけではない。しかし、少なくともUF0の存在を真っ向うから否定するのは、いささか視野が狭い。この世界の裏面には何が発生しているか、わかったものではないのだ。

ここで驚くべき出来事を紹介しよう

これは現実にアメリカで発生した事件である。

ボブ・デービス (仮名) はもとNASA(米航空宇宙局)の職員であった。テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターで保安要員をやっていた。 仕事は管制センターの第三十番棟をパトロールすることで、他の要員と一緒に建物内を巡回して、重要な場所の安全と火災防止器の点検を行なうのだ。

ところが、ある日のパトロールで彼は腰を抜かした。 管制室はガラス張りになっており、広い部屋の一方の端に報道官用の電話が2台ある。ニュース用の大きなテレビがあり、オレンジ色の皮張りシートが六列並んでいる。

前方には巨大な世界地図があり、分割されて横に広く並んでいる。地図上には多数の線が引かれており、一定の地点にいる宇宙船の飛行状況や位置をあらわしている。

この幅の広い地図には非常に大きなテレビスクリーンが付属している。アポロ月飛行から使用されているものだ。 宇宙船から来る信号をキャッチすると、それがコンピューターに入力される。続いてコンピューターはテレビスクリーンの後部にある一列のカメラ群へ別な信号を送る。このカメラ群からはすごい高熱が出ている。普通の人は絶対に見ることのできない場所である。

ある日デービスはアポロ宇宙飛行中にこの30番棟をパトロールする仕事を命じられた。科学者ではないので、どのアポロ飛行なのかはよく覚えていないが、宇宙飛行士が月面のハドレー渓谷へ降下したときだという (これはアポロ15号)。

同僚のマイク・ブラウン(仮名) と二人で管制室の後方にある火災防止器を点検したあと、ひと休みしようと、椅子に座って一服するためにパイプに火をつけた。

2人がその部屋に入って約10分たったとき、突然数名の男たちが走り込んで、興奮した様子で巨大なテレビスクリーンのほうへ近づいた。

なんであんなに興奮しているんだろうと、2人があっけにとられてスクリーンを見ると、月着陸船の前側に装備してあるビデオカメラが、宇宙飛行士たちの立っていると思われる地域の上空に向けられている。

2人はアッと驚いた。スクリーンの中央には強烈に輝く一個の物体が映っているではないか! 黒く光る円形の物体が上空に静止しており、着陸船のカメラがピントを合わせている。

これは、ひょっとすると司令船かもしれない。地上の飛行士たちを観察するためか、または救助活動で降下してきたのだろうとデービスは思った。 しかし物体はスクリーンの右の方へ動き始めたので、着陸船のビデオカメラもそれを追った。最初からカメラはハドレー渓谷の飛行士たちの姿をとらえるためにその方ヘレンズが向けられていたのだが、なんと「ひとりでに」、月面上空にいる一個の物体を追っているのだ!

デービスとブラウンは呆然としてこの場所を見つめた。物体はその地域の上空で完全な円を描いてから、ものすごいスピードで上昇していった。口をあんぐりあけていたデービスが、どもりながら言う。

「あ、あれは、いったい、なんだい?」 デービスのかすれた声を聞きつけた男たちがギョッとして二人を見た。どやどやと一同がやってきて、二人を取り囲む1人が怒鳴った。

「おい、おまえたちはここで何をやっているんだ7・どうしてここへ入ったのか?」 クラフト博士と思われる人に向かってデービスが答える。

◆ホロマン空軍基地上空のUFO。アメリカのマスカレロ・インディアン保護区のインディアン局に勤務する看護婦エラ・ルイス・フォーチュンは、1951年10月16日、ニューメキシコ州ホロマン空軍基地付近でこのUFOを撮影し、一躍UFO研究界で脚光をあびた。

「私たちはずっとここにいました。火災防止器を点検したあとで、ひと休みしていたんです」 デービスが相手に尋ねた。「いまスクリーンに映ったのは何だったのですか?」

別な男が口をはさんだ。

「あれはこのテレビスクリーンの後ろにあるカメラのレンズについた油の泡だ」 科学者にしては信じられないようなバカげた説明だな、と一種の軽蔑感がデービスの脳裏をかすめる。

 デービスは相手の目をのぞき込みながら尋ねた。

「そこのスクリーンの裏側にあるカメラのレンズについた油を、なぜ月の着陸船のビデオカメラが追いかけるのですか?」

相手はデービスのシャツの垂れぶたからぶら下がっている名札を手に取ってすごんだ。

「デービス君、私はあの大きなスクリーンの後ろにあるカメラのレンズについた油のしずくだと言ったんだ。それだけのことだ。バカなことを聞くな。よけいなことをしゃべると明日から職を失うぞ!」

脅かされたデービスとブラウンは震えながらその場を離れて、頑丈にガードされたドアーから外へ出た。

以上は実話である。実在する本人がNASAを退職した後、米マサチューセッツUFO研究会に手紙を出して漏らしたもので、同会は仮名を条件に機関誌に発表し、それを筆者に送ってくれたのである。

アポロ15号は1971年7月26日に打ち上げられて、月のハドレー渓谷へ着陸した。司令船のパイロットはアル・ゴードン。月面に降り立ったのはデービッド・スコットとジェームズ・アーウィンだった。

公にされない真実

この種の事件を月面上のUFO出現秘話として書くのは容易だが、他の話と相違点が一つある。右の研究会の主宰者ローレンス・フオーセット氏によると、氏もこの場面をテレビで見たときに、画面の中に月面上空の暗い空を左から右へゆっくりと移動する小さな輝く物体を約20秒間見たというのだ。最初は司令船ではないことに気がついた。しかしテレビの解説者はこれについて何も言わなかったという。

まだ不可解なことがある。月面のハドレー渓谷にいたアーウィン宇宙飛行士は、後年来日してテレビに出演し、月面の状況を話した。英語で語るにつれてスクリーンに日本語の字幕が出てくる。筆者は都内江戸川区の自宅で見ていたが、彼は話の途中で「月面でUFOを見た」とはっきり発言したのに、この部分に限って画面に日本語の字幕が出なかった。翻訳者が 「UFO」という言葉を知らなかったとは考えられない。意図的に隠したのか。いまだに気になる謎である。

NASAといえばUFO研究界でとかく評判がよくない。これはダニエル・ロス氏が言うように、UFO問題や地球以外の惑星の問題に関して真相を熟知しながら隠蔽工作をやっているとみなされているからだ。

ところが、またも驚くべき"事実"が暴露されたのである。アメリカの北オハイオ州UFO研究会のベテラン調査マン、リッキー・ヒルバーグが明かしたところによると、彼は30歳前後と思われるジェリーという男に会った。ジェリーは電話帳で会の名を知ったのである。多年自分を悩ませ続けた問題を打ち明けたかったと言う。

ジエリーはかねてからUFOに関連のある"何者"かがテレパシーで彼に連絡したがっているような印象を受けていたので、バン型の車を買って、それに各種の電子装置を積み込み、UFOが目撃される場所へ行って観測を始めたというのだ。

ヒルバーグは最初自分はからかわれているのだろうと思ったが、相手がNASAのルイス研究センターの技術者であることがわかって急に考え直した。 その電子装置はジエリーがNASAからタダ同然で払い下げを受けたものだった。

いろいろ話を続けているうちに、NASAはUFO問題に対して公式にどのような態度をとっているのかとヒルバーグが質問した。ジェリーはちょっとためらったが、次のように話し始めたのである。

「NASAは長いあいだUFO問題を調査してきました。極秘の問題に接している人でさえも、全体像を把握できないほどの量があります。でも私はある一つの事を知っています。NASAは少なくとも1機のUF0を所有しているんです。それでUFOに関して多くの事を発見することができたんです!」

驚いたヒルバーグが尋ねた。

「それは絶対に間違いないことかね?」

続いていろいろとジェリーに話し、UFO研究家がそうした話を立証しようとすると、必ずゆきづまってしまう状況を説明した。

「私の言うことに間違いはありません。私はこの問題に関係のあった多くの人と話しあいました」NASAはUFOに関して内容を選びながら大衆に漏らしているという話さえありますし、近い将来UFOに関する何かの声明も出されるという噂もあります」

ヒルバーグは奮いたった。ジェリーの話を立証するような文書はないかと尋ねると、相手は答えた。

「ありませんね。NASAのUFOプロジェクトに関する漏洩のすべては、本来口頭で行なわれるんです。だから文書が流れたことはないんです」

(終わり)

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