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新アダムスキー全集

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中央アート出版社
TEL : 03-3561-7017
E-mail :info@chuoart.co.jp
 質疑応答 ジョージ・アダムスキー

第3回 2部 UFO Contactee No.93より


問(42) あなたは円盤の大量着陸またはこのたぐいの大事件が起こると予言したことがありますか。

答 ありません!私を知っているだれでも、大量着陸の計画がくわだてられたことはないと私がいつも主張していたことを知っています。問(17)で、予見できる未来にこんな大事件が発生し得ない理由を私はきわめて明確に述べています。

ところが驚いたことに、こんな空想的な予言が私から出たものと思われて絶えず流れています。私を疑わせようとしてこの予言を流した情報源は、私が言ったかのように言いふらして喜んでいるようです。こんな噂は全くのウソで、砂漠におけるオーソンとの最初の会見以来、私があびてきた嘲笑に大きく拍車をかけるものです。人間の性質は、特にこの世界では変わりやすいために、偉大な理解力を持つブラザーズでさえも未来の出来事を的確に予言しないと、私は無数といえるほど何度もくり返してきました。彼らが予言しないというのに、まして私がそのような恥知らずになれるわけがありません。

こうしたウソの予言のいちじるしい例が二つあります。当時私は激しく否定しましたがー。それは数年前のシカゴの破壊と、地球の住民にラジオとテレビを通じてメッセージを送る目的でカリフォルニア州ロサンジェルスの上空に円盤が滞空するという約束です。

最初の例では私の知っている2人のラジオ解説者に電報を送って、この広く伝わった噂は真実ではないと市民に伝えよと依頼しましたが、どちらの解説者も協力しませんでした。

あとの例では、1956年11月7日という予告された日の2週間前に、1人の解説者が私の手紙を読んで放送しました。その中で私はスペース・ブラザーズはこんな方法で人々と通信はしないと述べておいたのです。

ところが具合の悪いことに、この11月7日の大失敗は世間に広く知れ渡ってしまいました。つまり私の郵便はそれに関して頭をひねるような疑問を含んでいるというわけです。この時殊なウソの予言はスペース・ピープルの存在説にたいする嘲笑に輪をかけたのです。そして疑う人はなおも非存在の確証としてそれを指摘しています。

これらの誤った予言は心霊の径路から起こってくるものにすぎません。その径路は事実の基礎を持たないのです。現実の肉体と血液を持つスペース・ピープルは、こんな伝達径路を用いていないということを、私はどんなに強調してもしすぎることはありません。

彼らは一定の約束をしません。ちょっと考えてみればわかるはずですが、もしスペース・ピープルがどこかに出現しょうと計画しているのなら、土地の役人にその声明をするでしょう。彼らは第三者を通じてメッセージを伝えるようなことはしません。

したがってジョージ・アダムスキーから出たと思われている多くの予言類はどうぞ無視して下さい!私は断言しますが、もし何らかの予言が出てくれば、私は個人的に宣言を出して、その信憑性について疑惑を残さないようにします。

問(43) スぺ−ス・ピープルはみな菜食主義者ですか。

答 いいえ。今年の元日すぎまもなく、私は火星、金星、土星、木星、天王星、海王星から来た人々から成る会合に出席する喜びを持ちました。それは友好的な集まりで、主として地球人の日常の問題について討議するためのものでした。食事の話題が出ましたので私はもっと明確な知識を伝えてくれと頼みました。この間題について大変多くの疑問がわき起こっていたからです。

彼らの回答は単純明快でした。彼らの惑星では屠殺用に家畜を飼わないのです。彼らは私たち(アメリカ人)のほとんどが肉を食べるのと大体に同じ割合で魚を食べます。一方、彼らの肉食は地球人の平均した魚の消費に比較できます。

彼らは地球人の食事を慎重に研究して、地球の現状からみて、彼らが地球に滞在中は大体に週に一、二度肉を食べるならもっと健康になることを発見しています。

彼らが語ってくれたところでは、彼らは通常安い肉の切り身を買って、それを野菜と一緒に煮込みます。これは私が少年であった頃に母がよく料理したのとよく似ています。

彼らはあらゆる野菜を大変好み、豆、ジャガイモなどからおいしいスープを作ります。サラダとして準備される生の果物や野菜は彼らが特に好むものです。もちろん手にはいるときはいつも新鮮な魚を食べ続けます。

言いかえれば、彼らは食べ物の狂信者ではないと言っています(注=野菜なら野菜しか食べないような人ではないの意)。何かの特殊な食物だけを食べなければいけないと思って悩む人は、イエスの次の言葉に注意するとよいでしょう。「口に入るものは人を汚さない。口から出るもの(言葉)こそ人を汚すのである」

問(44) あなたは他の惑星群で用いられている政府の形態を、地球の各国でも応用すればよいと思われますか。

答 全然思いません! 何らかの変化がうまくゆくまでに、人々はまずそのことを慎重に考えて、それから事前に人々の心を調和させることによって真剣な欲求を起こさせねばなりません。地球の私たちは緩慢な変化に合うようになっていますので、法律を作るだけでは効果はないでしょう。

私たちが現在持っている政府は、大変うまく国民に役立っています。地球人はもっと進歩した惑星群の政府に似た一政府のもとで生きられるようには、同胞にたいする思いやり深い理解が充分に発達していないということを忘れてはなりません。

彼らの政府の形態は、生きるための法則―地球人にも長い時代を通じて無数の機会に与えられたのですが―は、いかなる惑星でも応用できることを立証するための例として私に説明されました。

地球人は過去の偉大な指導者を深く尊敬するがゆえに、彼らの教えを宗教の世界に秘蔵してしまい、その教えが私たちに生き方を示しているということを理解していません。「これよりも大いなる事をあなた方は行うだろう」というのは一人の大師が与えた約束でしたが、地球人の疑惑と恐怖は私たちをひどい束縛の中に閉じ込めてしまい、私たちは大師の最も簡単な奇跡に近寄ることもできません。

もう一度私たちはこの生きるためのパタンを思い出させられます。あらゆる男、女、子供は、自分自身の回答を自分の内部の奥深く求める必要があります。というのは、万物におけると同じく全体というものはその最も弱いリンク(つなぐ人)と同じぐらいの強さしかないのです。したがって私たちは、大衆が融和しない限り、世界の各国政府が互いに融和するような態度をとると考えるわけにはゆきません。大衆が分裂と憎悪を続ける限り、彼らはもっと進歩した生き方の準備はできていないのです。

問(45) 私たちが地球で持っているような競争心がなければ、積極的にやってみようという気持はなくなるのではありませんか。

答 いいえ。完全な自由がある所に積極性が盛んに出てくるのです。あらゆる人は一つの運命を遂行す忍ために生まれます。私たちの現在のシステムのもとでは、自分の内部の欲求が他のゴールに向けられるかもしれないにしても、最初の考えは日常の必要品を満たそうとして生計を立てることにあるかもしれません。こうした根強い欲求を持たない人間はいませんので、現在、環境によって人間に課せられている種々の束縛が軽減されるならば、人間は当然自分や全人類の改善のためにそれらを追求できるようになるでしょう。

私は近隣の惑星群の知性の程度を地球のそれに比べて聞いています。そこには労働者、芸術家、科学者、農民などがいます。すべての人が良くバランスのとれた文明に必要なのであって、そのためにあらゆる人が等しく尊敬されています。彼らは惑星の諸問題を解決するのに基本的な役割を演じているからです。

毎週数時間だけ働くのが彼らの習慣です。残りの時間は学習、レクリエーション、旅行などにあてます。彼ら自身の世界を広く旅するばかりでなく、わが太陽系内の別な惑星群や、ときには別な太陽系の惑星群へ旅に出かけます。

彼らは遊びの純粋な喜びのために広くスポーツやゲームなどをやります。彼らは自分の技能を完成させるためや、勝つ楽しみのために心からの熱心さをもってやります。

こんな生き方は退屈でしょうか。私たちの自然の才能を眠らせるよりも、それを生かす余暇を与えてくれることでしょう。人間というものは興味がありさえすれば何かもっとすぐれた物に向かうための刺激を常に見いだすものだということを忘れてはなりません。

大抵の地球人が恐れている退屈さは精神的な未熟さの結果です。こうした人々は自分のためにどんなに多くの時間つぶしの仕事を計画しても、やはり退屈さを経験するでしょう。

問(46) スぺ−ス・ピープルの進歩というのは私たちの進歩と同じ意味ですか。

答 そのとおりです。進歩は"創造主の法則"です。それはどこでも同じ原理をあらわしています。それは永遠なるもので、被創造物のあらゆる面にあてはまります。したがって、ときとして私たちは後退するように見えるかもしれませんが、真の宇宙的な意味では進歩しているのです。自分の過ちから学びとるからです。これは個人にもあてはまりますが、国家、文明、惑星などでもそうです。

スペース・ピープルは長い時代を通じて宇宙を旅してきたにもかかわらず、彼らの宇宙船を絶えず改良しています。1957年5月、私は彼らの最新型宇宙船(円盤)の処女飛行に搭乗の特権が与えられました。この円盤の直径は『宇宙からの訪問者』に述べた金星のスカウト・シップの約半分です。中心部の磁気柱はなく、床のレンズもありません。こんなものはもっと進歩した装置で代えられたのです。

彼らはまた新しい装置を完成させました。それは彼らが想念を送ることによって地上の人々が起こす反応を画像にすることができるのです。これは乗船者全員にとって最も興味深いものでした。この装置も彼らには新しい開発であるからです。大気圏内を進行するにつれて、自分はたいそう感受力が強くてスペース・ピープルから来る印象に敏感だと思っている私の友人たちの反応を見るのはとても興味深いものでした。二つの例だけで、その友人たちがやっている仕事を中止せよという想念に彼らは充分に反応しました。

しかし両方の側で、彼らが警戒と不安感の漠然とした感じを起こした理由としては、"通過する響き以外の何物でもありません。こうした実験で何らかの批判を加えたのではなく、むしろ彼らが啓発されたことがわかっています。

これらの円盤は、母船で輸送されるスカウト・シップと大体に同じ型で作られていますが、輸送船の助けをかりなくても惑星間を航行することができます。彼らの生産物のほとんどはこの新型に合わせられるでしょうが、母船を母体にするスカウト・シップは今後も広く用いられるということでした。

しかし乗員たちは地球人が新しい模型飛行機のテストがうまくいって喜ぶのと同じように、この新しい円盤を喜んでいました。これは注目すべきことです。人間というものは宇宙のどこでも同じようなものだと思われます。

(以下次号)

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